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関節運動等の呼称について 2 [合気道の事など 2 雑文]

 肩は腕を前に挙げるような動きが「屈曲」、後ろに挙げるのが「伸展」、外横側に挙げるのが「外転」、内側に動かすのが「内転」であります。上腕を体側につけて肘を曲げて前腕を外側に動かす動き、丁度横にいる相手に裏拳で当身を入れるような動きで肩は「外旋」に動き、上腕を体側につけて肘を曲げて前腕を内側に動かす動き、前にいる人の額を肘を曲げた状態で掌で引っ叩くように動かせば、「内旋」の動きをすると云う事であります。

 肘を曲げるのは「屈曲」と云う動きで、肘を伸ばすのは「伸展」と云う動きであります。腕を水平に上げて行うと「屈曲」が「水平内転」、「伸展」が「水平外転」であります。ここでは「屈曲」と「伸展」のみ使えば煩わしくないでありましょう。肘の運動はこの二方向のみでありますが、多少「外転」「内転」方向に遊びがあります。

 前腕の動きは、上腕を脇につけて肩の動きを固定した上で、掌を上に向けるような動きが「回外」、手の甲を上に向けるような動きが「回内」であります。「回内」運動の時には橈骨と尺骨は交差します。合気道で四ヶ条を締める時に用いる前腕の螺旋運動であります。

 手首は掌側に曲げれば「掌屈」或いは「屈曲」、甲側に曲げれば「背屈」或いは「伸展」となります。また親指側に横方向に曲げれば「橈屈」、小指側に曲げれば「尺屈」です。「橈屈」とは橈骨側に動かすから、「尺屈」は尺骨側に動かすからそう云われるわけであります。「橈屈」「尺屈」は「屈曲」「背屈」程の可動域の大きさはありません。

 股関節は脚を前に上げれば「屈曲」、後ろに上げれば「伸展」と云う運動が起こり、外横に開けば「外転」内横に動かせば「内転」、内股にするように捻れば「内旋」、外股ならば「外旋」と云う運動が起こります。股関節は身体運動を支える土台の強さに関わる関節であります。依って柔らかで可動域を広く取れるようにしておく事が重要でありましょう。

 膝は折り曲げるのが「屈曲」、伸ばすのが「伸展」であります。この二方向だけでありますが、多少「外転」「内転」「外旋」「内旋」の遊びがあります。上肢の肘と違って、膝は半月板があったり膝蓋骨があったり、関節内に前十字靭帯や後十字靭帯があったりと複雑な構造を持っています。これは股関節と連動しながら、重量と身体運動を支えるために、膝が如何に重要で微妙な役割を担っているかを左証するものでありましょう。

 足部は、空手の後ろ蹴りをする時のように、踵を突き出すような動きが「背屈」で、上足底或いは爪先に依る前蹴りのように足先を伸ばすのが「底屈」であります。また足刀蹴りのように小指側エッジを突き出すのが「内返し」或いは「内反」、その逆で小指側エッジを持ち上げるのが「外返し」或いは「外反」であります。

 他にも多々ありますが、後に書くであろう稿のためにこの程度補述しておきます。
(了)
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