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合気道錬身会 二〇〇八年Ⅲ [合気道の事など 1 雑文]

 十二月二十三日は本年の合同稽古納めと云うことで、中野体育館に八十名が参集いたしました。四方投げ、一ヶ条から四ヶ条、肘締めまでの締め技、側面入り身投げ、正面入り身投げ、小手返し、天地投げ、呼吸法まで基本技を一通り、相手を換えて次々に繰り返すのでありますが、なかなか動き応えのある稽古となりました。
 千田先生が稽古の前に「他道場の人でもおかしいところがあったら遠慮なく指摘しながら、緊張感のある稽古にしましょう」と仰いましたが、これは技の統一と云う観点からとても重要なことであろうかと考えます。同一会派の中で技の理解に相違があれば、当然それは解決されなければならない課題であります。云うまでもなく技が高度に統一されていると云うことが、その会派=流派のレーゾン・デートルであります。組織が単なる傘下道場の利益調整団体、組織の拡大を望むあまり過剰な許容度を示し、技の系統の差異すら無視して来る者拒まず、技の理合いもその理解もなんでもあり的な団体に堕することは、結局会派=流派が他と異なってそこに存在する意義を、自ら捨てる行為であろうと思われるのであります。
 組織の中で組織運営上如何に重きをなす地位にある人に対してであっても、こと技に関しては間違った理解があれば遠慮なく指摘出来る環境、また組織のヒエラルキーの上層に居る人もそう云う作風を是とする認識があってこその、技術を追求することを第一の目的として組織された会派=流派であります。年齢にも関係なくそれは共通に認識されていなければならないでしょう。長く合気道に親しみ齢を重ねてきた人であっても、自己の技に自ら限界を設定して上達を諦めてしまうことは自己の為にならないばかりか、自己の所属する組織にも害を与えると云うことを理解しておくべきであります。技に関しては会派=流派内の総ての成員が同一地平で謙虚でなければならないと考えるのであります。指導者であっても、もし疑問が生じたらすぐさま千田先生に質す態度が必要でありましょう。千田先生はそれに明確に答えを提示出来る方であります。いやまあ、話が横道に逸れてきたようなので、この話は一旦置くとして。
 さて、稽古納めの後の納会は地下鉄落合駅近くの、養神館時代から稽古生の間でよく利用されていた定食屋さんで、ここを借り切って六十名程が参加して行われました。拙生の養神館新宿時代はこの定食屋さんで飲むことは稀で、別の居酒屋さんによく行っていたのでありますが、参集された方々は馴染みの方も多く、しかも借り切り状態でありますからその盛り上がり方は異様と思えるくらいのものでありました。ここで一年間の活動やらを皆で振り返りながら、痛飲談笑は何時果てるとも知れず続くのでありました。
 こうして錬身会の二〇〇八年は終幕したのでありますが、明けてすぐに錬身会二年目の始動であります。二年目からは錬身会の真価が問われるのであります。先に高波横波が押し寄せてくることもありましょうが、錬身会に参集したそのそもそもの動機を忘れずに、会員一丸となってこの船の容儀を美しく保ち、何時も莞爾として集い、稽古に精を出して千田先生を旗手に、合気道界の旗艦となる気概を高く保持してこれから先の長い航海をいたしましょう。その一年目として順調な滑り出しを獲得したと思えるのでありますから。
(了)
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