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パソコンのことなど [時々の随想など 雑文]

 つい最近八年間使っていたパソコンがクラッシュしてしまったので、新しい機種を購入したのでありますが、新機種はWindows Vistaであります。前のXPに比べると素人の拙生が云うのもなんですが、表示が大分洗練されたかなと云う印象であります。拙生のパソコンが古くてメモリ不足だったと云う理由もありますが、先代のでは表示したい書類がパッと出たり、じわじわと上から不規則な速度で開いていたりしていたのが、ポワンと浮き出てくるように開いて、それだけで動作が安定しているような印象が持てます。
 最初にパソコンなるものに触ったのはもう二十年も前でありました。OSは勿論MS-DOSであります。なにやらよくそのメカニズムも理解していないのに、ワープロソフトや計算表ソフト、データベースソフトを低い次元で使っていたのであります。その内にMS-DOSのコマンドを幾つか覚えてそれを実行して面白がるようになり、コンフィグレーションファイルやらバッチファイルを弄ったりして遊んでおりました。バッチファイル作りに手を出すと、これが結構面白くて色々凝ったバッチ処理を作り出して、その通りの動作をパソコンがやってくれたりすると、秘かにしてやったりと思って有頂天になるのでありました。
 MS-DOSのコマンドやプロンプト画面の素っ気なさ、はては時々現れる「致命的なエラーが発生しました」などと云う大げさな脅し文句など、周りでは不評でありましたが、実は拙生、この愛想の無さや深刻面が結構好きでありました。人づきあいが苦手で不器用であると自分でも認める男が、その使命を一生懸命に果たそうとしている風情が感じられて、しかも命がけで仕事をしているといった風で、見ようによっては優しさの少し欠けた高倉健さんに似ているではありませんか。いや、そうでもないか。・・・
 フロッピーディスクとハードディスクの併用は当たり前で、ハードディスクの容量などは二十メガバイトで十分、四十メガもあればまるで広大な土地を所有する大地主のような気分になるのでありました。第一大容量(と云っても四十メガ)のハードディスクは高価でとても手が出ないのでありました。でありますから今みたいに画像を扱うなんぞと云うことは端から考えてもおりません。ひたすらテキストデータを弄りまわして喜んでいるのでありました。「ギガバイト」などと云う言葉は当時使いもしません。そんな単位は、街では車が空を飛んで、歩く歩道が空中にはりめぐらされて、超高層の奇抜な形をしたビルがにょきにょきと林立し、家事はエプロンをしたロボットが至れり尽くせりでやってくれて、立体テレビを見ながら一家団欒すると云う、小学生の考える未来予想図よりももっと現実感が希薄な単位でありました。
 最初に自前で購入したのはMS-DOSノートパソコンでありました。勿論ハードディスクなど装備してはおりません。フロッピーディスクを入れ替え差し替えして動かすのであります。これでもテキストデータを扱うには充分で重宝して使っておりました。しかし技術は日進月歩、次から次へと新しいスペックの機種が出てきて、否が応でもそちらに目が移るのであります。新しい機能を使い切るような能力も持ち合わせていないし、その新機能が拙生のパソコン活用に大して必要とも思えないのでありますが、しかし気にはなるし欲しくもなるのであります。
 マックがいいぞと聞いて一時期乗り換えたことがありました。初めてマウスなるものに触って、それであらゆる操作が出来ると云うのがとても新鮮でありました。その操作感も簡単さも捨て難かったのでありますが、周りはMS-DOS、その後のWindowsを使う連中ばかりだったので、その中にあっての孤立感についに負けて、結局はMSに戻ったのでありました。買い替える時はいつもふとマックにしようかしらと思ったりもします。しかしあの時の孤立感が尾を引いていて、結局マックに伸ばした手が徐々に離れてしまいます。
 と云うわけで、これからこのblogも新しいパソコンで書いていきます、と云うお話。
(了)
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