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三文得したような・・・ [時々の随想など 雑文]

 土曜日は大概七時に起床するのであります。顔を洗ってそれから朝食をとって七時半過ぎに家を出て、仕事場に寄って合気道の稽古着をバッグに詰め込んでそれから駅に向かうのであります。向かう先は稽古場でありますが、九時から稽古が始まりますから大体三〇分前には稽古場である体育館に到着しております。
 これが先日どうしたものか五時半に目が覚めて、まだ寝ていようと奮闘すれども意に反して頭の中は次第に冴え冴えと覚醒し、とんと寝付けない。ええいとばかり起き上がって顔を洗いながら、箴言にも早起きは三文の得と云うではないかと一人ごちて、不本意ながらいつもより一時間以上早くその日を始めたのでありました。
 しかし成る程、朝食までの一時間とちょっとをメールのチェックやら、我が合気道倶楽部のHPのチェック、ニュースサイトの見出しなどを覘いたり、普段の土曜日なら午後からの限定された時間でせわしなくやっていたことを早々に終えることが出来て、確かに三文くらいの得はしたような気分でありました。これで午後の時間がちいとばかりゆったり過ごせると思えば、なんとなく気分もおおらかになると云うものであります。
 土曜日午前の合気道の稽古を終え、いつもなら気ぜわしく仕事場に戻るのでありますがこの日は足取りも緩く歩幅も大きくもなく、最寄り駅から仕事場までの途中にある河の川面に並んで浮かんでいる鴨の親子の様子など、橋の上に立ち止まって眺めたりして仕事場までのそう長くもない道を歩くのでありました。早起きはするものであります。なんとか最低限の睡眠時間は確保していなければ辛いなどとケチな勘定は横に置いておいて、早く目が覚めたらそのまま自然に起き上がる方が寝覚めも爽やかでありましょう。気分の上では三文どころか一両ほど得したような心持ちになったのは嬉しい発見でありました。
 しかしところが午後四時を過ぎると、早起きのつけが回ってきたようで今度はどうにも眠たくて仕様がないのであります。何とか仕事を終え帰宅して夕食を終えた頃には上の瞼と下の瞼がお互いを求め合って今にもくっ付きそうな按配であります。食後もほとんど夢か現の境目でぐらぐら起きていて、結局いつもより二時間早く床についたのでありました。三文得したのか損したのか布団に入ってケチな勘定をしようとしましたが、答えの出る間もなく我が意識は現に手を振っていたのでありました。後でもう一度とくと、損得を勘定してみなければと、きっと思っております。
(了)
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